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犬と猫がいる暮らし

since 2005/11/19


by chobin-mama

アルの記録 ③ (8月20日~)

昨日は、ちゅらの脱走事件があり、予定変更して、この事を書きましたが~
一年前の、アルのお話しに戻ります~!

8月20日(土)
2005年のこの日も、ご近所の方々が、我が家に花火を見に来ることになっていました。
その準備と、翌日からの旅行の準備で、忙しくなるであろう一日でした。
朝、ワン達の散歩もかねて、新しい牛乳も持って、子猫のいる公園へ・・・。
すると、前日に私が牛乳を入れておいた缶が、きれいに洗われており、中にドライフードが入っていました。
また、私が置いていった猫の缶詰も、きれいに片づけられていました。
いったい、誰なのでしょう?なんだか、救われたような、嬉しい気持ち。
でも、ドライフードは食べていない(?)様子で、アリがたくさん集まっていました。
肝心な子猫は、姿も見えず、呼んでも無反応。まだ、すやすや夢の中かな?
今日は、昨日みたいに、キミに関われない。
パパさんは、「できることは、やったんだから。」と言います。
私も、そうやって、自分を納得をさせようとしました。
そして、楽しい花火の集いを終えた夜10時、わんの散歩で、公園へ。
姿も見えず、呼んでも無反応でした。

8月21日(日)
旅行出発の朝。
猫缶と新しい牛乳持って、わんの散歩もかねて、公園へ。
やはり、昨日と同じように、缶は洗われてあり、フードが入っていました。
私も、それらを片づけて、フェンス向こうに、食べ物等を置きました。
呼んでも無反応。姿も見えません。
とりあえず、ワン達と、公園内を、ぐる~っとひとまわり。
子猫のいるところにもどると、ご近所の方がいました。
「子猫がいるわよ。誰かがえさをあげているみたい・・・。」と言いました。
今までのことや、これから旅行に出発することを話しました。
その方が、「おいで。」と言うけれど、フェンス向こうで、「なー、なー。」言うばかり。
でも、姿を見られて、ちゃんと生きて元気でいてくれることが確認できて、ほっとしました。
私達がいない間、誰かが気にかけてくれるといいな・・・。

8月23日(火)
2泊3日の旅行の最終日は、房総半島に台風上陸のニュースでした。
早めに、軽井沢を発ちました。
まだ明るいうちに千葉に着き、自宅に行く前に、車を公園に止めました。
ワン達の散歩は、パパさんに任せ、私はまっすぐ子猫のところへ。
すると、いました!フェンス向こうの、ぎりぎりのところにいました!
私が置いた猫缶は、片づけられてあり、新しいものが置いてありましたが、ほとんど減っていませんでした。
パパさんを呼び、ワン達の、ささみの入ったクッキーをいくつかもらい、フェンス向こうに置いてみました。
すると、喜んで食べました。
少しずつ、少しずつ、フェンスのこちら側に置くようにしました。
あぁ、除草作業の方が、ベニヤ板を橋にしておいてくれて、本当によかった。
出て来てくれるかな・・・。
すると、よほどおなかがすいていたのか何なのか、私のことも少しは覚えていてくれたのか何なのか、フェンスから出て来ました。

今、すぐ目の前に子猫がいる!どうしよう!
また素早く逃げてしまうだろうか?
でも、こんなに近くにいる。今がチャンスだ!
もし逃げるとしたら、どの方向に行くだろう。
フェンス向こうか・・・真横か・・・。真横に逃げられたらアウトだ。
おそらく、安全だと認識しているフェンス向こうに行くだろう。
でも、フェンスをくぐるには、じたばたして時間がかかるはず。
今しかない!


そう判断して捕まえようとした時、逃げました。
フェンス向こうに行こうと、じたばた。
子猫も、相当必死で、ものすごい力を出していました。
長いしっぽでよかった。。。
なんとか、捕まえられました。(ヨーキーみたいなしっぽだったら、ダメでしたね。)
既に、ワン達と車にもどっていたパパさんに、見せに行きました。
ノミ・ダニ、病気の心配があります。
私は子猫をだっこして、家まで歩いて帰ることにしました。
歩き始めたとたん、雨が降り始め、どんどん強くなっていきました。
神様、ありがとう!
雨が降る前に、台風が来る前に、この子を抱くことができました!

長くなりましたので、つづきにします~
by chobin-mama | 2006-08-21 23:35 | アルタイル