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犬と猫がいる暮らし

since 2005/11/19


by chobin-mama

猫よけシート

我が家には、猫よけシートがあります。
のらちゃんの猫よけシートではなく、我が家の猫のために買ったものです。
そして、ほんの一部は、我が家のワン達のために使っています。

まず、アルちのおもちゃと化してしまった、ソファの裏地。
家を建てたとき、どんな部屋にしようか、夢をもって選んだ輸入物のソファ。
それが、アルちが物心付いたときから、お遊びの対象となってしまい、ソファの下もぐりこみ遊びが。
焦ったものの、いい対策が浮かばず・・・
あまりにも、あまりにも、あまりにもひどい引き裂き跡が・・・(TT)
その後は、修理に出し、裏地を張り替えました。(涙
なんとしても、ソファの下にはもぐらせまいと話し、パパさんが思いついたのが、この、猫よけシートでした。
アルち、何度かチャレンジしていましたが、あきらめた様子でした。(ホントかな?)

それから、このところやっていたのが、バルコニー手すりからの、玄関の屋根飛び降り遊びです(--;
飛び降りては、「たすけてぇ~」と、呼ぶ・・・ この繰り返しでした。
パパさんがいるときは、アルちを心配して、脚立で屋根まで降り(フラットな屋根)、抱っこして救出していました。
しかしながら、私だけの時は無理。
キャリーバッグにひもをつるして屋根まで降ろし、中に入ってくれないかと思ったり・・・
座椅子を直線にして、斜めに立てかけ、斜面を登ってくれないかと思ったり・・・
でも、変わったことをすればするほど、アルちは、怖がるのでした。
でも、結局、アルちは、頑張ってジャンプすれば、バルコニーに戻ってこれることがわかりました。
かなり頑張れば・・・ということなのですが。
戻るのは、そうたやすいことではないらしく、屋根に飛び降りたときは、一応、たすけてぇ~と、ないています。

ある朝のことです。
玄関チャイムが鳴りました。
バタバタしている時間帯にチャイムが鳴るのは珍しいことなので、どうしたのだろうと、少々驚いて出て行きました。
すると、ご近所の人。
「今、おたくの猫ちゃんが、屋根から飛び降りて、向こうに行ってしまって・・・。」と、たまたま犬の散歩で通りかかった方が、教えてくれたのです。
もう、真っ青。
指を指した方に、その方と行くと、チリチリ鈴の音が。
「アルー?」と呼ぶと、「なー。」と返事。
隣の家の駐車場に隠れているもよう。よかった。ご近所の方にお礼を言い、その方は、犬の散歩を続けられました。
ところが。
アルちったら、アルちのそばに行こうとすると、何故か、逃げる。
???
そぉ~っと近づいても、何故か、逃げる。
なんで???
とっさに、お尻を向けながら、後ろ歩きに近づいていくと、大丈夫だった。
どういうこと???
そして、階段にすわり、「おいで。」と言うと、ひざにやってきたので、即つかまえ、ギュウ~っと抱っこして、慌てて家に入った・・・ということがあります。
それにしても、何で降りてしまったのでしょうか。どこかの猫ちゃんが、通ったのでしょうか。
それは、アルちにしかわかりませんね。

何はともあれ、屋根から、道路に降りられることがわかりました。
玄関の屋根の下にある植裁付近に、葉っぱ類がやたら落ちていたので、これらがクッション材になったと思われます。
それから、隣家の方に行ったということは、やはり、近隣の野良ちゃんを追ったのかもしれません。
とにかく、玄関の屋根に飛び降りることを阻止しなければなりません。
そこで、猫よけシートを、たくさん買い足しました。
パパさんが、脚立で屋根に降り、屋根サイズに、シートを敷き詰めました。
効果大でした。

と、安心したのも束の間、助けを呼ぶアルちの声に、まさかと行ってみますと・・・
猫よけシートをしきつめてある玄関の屋根の、ほんの数㎝の隙間で、「たすけてぇ~」と、やっているのです。
降りちゃったのね・・・(--;
だけど、やっぱり、猫よけシートの上には乗れないので、困りました。
まず、座椅子をまっすぐにして投げ、その上に乗るように促すと、乗り慣れた座椅子なので、怖がることもなく、乗ったり降りたり。挙げ句の果て、まったりと横になってくつろいだり。
そこからジャンプするように促しましたが、それは、無理なようでした。
ふわふわしていて、がたがた動いてしまうのが、だめなようでした。
そしてまた、ほんの数㎝の隙間を歩いてみたり・・・それを見て、歩けるんだ、そんな細い場所・・・と感心したり。
どうにもこうにもならないので、ちょびんちん用のスロープを持ってきて、斜めに立てかけました。
このスロープ、パパさん手作りのもので、かなり長いです。
すのこを2枚つないで、その上に、絨毯生地を貼り付けたものです。
アルちも、たまに、爪とぎに使っていました。
ところが、このスロープを立てかけたら、何故か、こわがってしまい、ぷちパニックに。
あぁ、また、道路に飛び降りちゃったらどうしよう・・・と、焦りました。
がんばって、ジャンプしてくれればいいけど・・・と、何度も声をかけましたが、だめで、「たすけてぇ~」と、ないているだけでした。

30分くらいたった時です。
なんと!
なんと、アルち、家の外壁を登り始めたのです。
え”~~~っ???
直角の、直角の外壁に、爪を立てて、必死の形相で、昇ろうとしているのです。
む、むりでしょ。
びっくりした私は、バルコニーの手すりから、おもいっきり身を乗り出して、両手を、アルちの方に伸ばしました。
(今度は、私が屋根に落っこちたりして・・・)
そして、アルちの両手に届いて、思いっきり引っ張り上げました。
ぎゅぅ~っと抱っこすると、思いっきり安堵が生まれました。
「よくがんばった、よくがんばった。」と、抱っこしたアルちの背中をトントンたたくと、それを見ていた道行く人がニコニコして見上げていました。
どこから見ていたのかな。
手には、ペット用のキャリーケースがありましたね。

アルち、どう思ったかな。
「もう二度と、玄関の屋根には飛び降りないニャよっっ。」かな。
「やればできるんニャ。またチャレンジしてみようかニャ。」かな。
まだまだ、ママたちの心配は続きそうです。

さて、ワン達ようの猫よけシートは、お庭の門扉のすぐ外側に敷いてあります。
ワン達、通常は、そこから出ようとしませんが、無理矢理門扉の下をくぐって、出てしまったことがあるんです。
むぎゅぅ~っと、くぐろうとすれば、出られてしまうんですね。
そのことがわかってから、こちらも、用心しています。

大切な大切なわんにゃんたちですから ^^
それにしても、アルちとは、知恵比べになっていきそうです。困ったものです。

ここ数日、梅雨らしい湿気の強い、だる~い日が続いています。
そうなると、ちゅら坊が、ソファの下にもぐって、涼みながら寝るのが毎年のことなのですが・・・
昨日も、そうしようと思ったらしく、ところが、猫よけシートがあって、「きゃっ。」と、声をあげました。
その後、何か言いたげに、私の方にトコトコやってきて、じぃーっと見られました。
「ちゅらちゃん、今度から、ソファの下には入れないの。」と言うと、自分のハウスに行って、なぜか、トイレの上に、伸びて寝ていました。
ひんやりするのかな。
ごめんね、ちゅらの楽しみ奪っちゃって。
by chobin-mama | 2011-06-21 23:59 | アルタイル